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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2011/4 オレンジ通信 第21号入学式

東日本大震災で被災された方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。
3月は本当に色々な出来事がありました。当社は和歌山県の葬祭組合の事務局を努めていますので棺等の物資を集めたり、現地に社員を送ったりもしました。とても痛ましい事実であり、関西では今のところ大きな影響は肌では感じられませんが、徐々に日本という国にボディブローで効いてくるのだと思います。
国民一人一人の生活は変わらざるを得ないと思っています。
さらに3月は尾藤監督の葬儀、浅井県議の奥様の葬儀と双方とも会葬者が2000人を超える大型葬儀を体験しました。この規模の葬儀は2年に一度あるかというものですが、続けて1ヶ月で2件とはスタッフも私自身も学ぶべき点が多々ありました。尾藤監督には「尾藤スマイル・のびのび野球」から経営者・リーダーのあるべき姿を再確認し、浅井家の葬儀では死別悲嘆の辛さを改めて感じました。そして両家の葬儀から地域・人の繋がり重要性と香典を受け取る意義を証明出来たのだと思います。併せて有浄会館のキャパシティの小ささを実感し、近隣の皆様の暖かい慈悲に感謝いたします。
さて、私は本年で49歳ですが、末の長男が今年から小学校に入学しました。長女は中3です。
その子が小学校に通う時代はPTA活動もさせて頂きましたので小学校はお手の物と思っていましたが、やはり時代によってイメージは違うものです。女の子に比べると男の子は「あどない」です。おじいちゃんのような年の僕は可愛くも心配で仕方がないです。
子育ても社員教育も同じだと思います。放任主義で自覚を持たすことが大切なのだと思います。つい心配で手をかざす。それがいけないと分かっていてもやってしまいます。しかし、もっといけないのは放任しているつもりで放置することです。育てるものは責任を持って陰で支えることが必要です。コミュニケーションを取るということは仲良くするのではなく、要求し合うということです。子どもに対しても部下に対しても。きちんと叱ったり褒めたたえることの出来る親や上司になりたいものです。
学校は学びの場であり家庭で生き方を習い、職場では社会的責任を、地域では協調し合う。
そんな役割分担と自覚が必要ですね。とは言え、ついおもちゃを買い与てしまう僕がここに・・