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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2010/3 オレンジ通信 第8号基本に気付く

フューネラル保田のオープン内覧会にはたくさん(約800名)の方々にお越し頂き誠にありがとうございました。お越しいただきました皆様、慌しくなってしまった事を深謝いたします。
さてそんな中、あるおじいちゃんが気分が悪くなり救急車を呼ぶ一幕もありまして・・・幸いにも何事もなかったのですがその日は入院されました。内覧会終了後、連絡を取ったところ2人暮らしの奥様が、病院に行くのにお困りでしたので自宅にお邪魔して病院までお送りさせていただきました。そのままおじいちゃんの顔を見させていただき元気な様子を確認できホッとしました。私としてはお詫びの気持ちから何か出来ることはないだろうかとしたことが、非常に感謝していただきました。そして気づかされました。
「最近、お客様と直に触れ合う機会を作ってないぁ・・・この感じ、大事や~!」
自分が何でもやってしまうと人は育たないし僕の顔だけで仕事が入るような会社にはしたくない。そんな思いから出来る限り社員に任せていこう。僕はフォロー役に回ろう。僕の仕事は方向付けである。当然その考えは正解でしょうが、お客様との接点が少なくなるにつれ僕自身の感性が薄れていくような感覚がありました。昔はご葬儀を受注してお宅に伺ってご近所にご挨拶をして、可愛がられるのにはどんな風にしたらいいのだろうと凄く悩みました。実際、今の社員に僕ほど真剣さがあるかどうかは疑問です。しかし、僕自身にその感覚が常にないと経営者としては失格ですね。今回、新式場開店の日にそんな基本を学ぶ機会をこのご夫婦に頂いたのです。
これは偶然ではないですね。