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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2011/11 オレンジ通信 第28号モチベーション(動機付け)

先ほど女子バレーボールのワールドカップの日本対ブラジル戦が終わった所です。日本が3セット先取し勝ちました。世界ランキング1位にストレートで勝った!やりますね日本女子!サッカーもそうですが本当に女性はガッツがあると最近つくづく思います。すらっとスタイリッシュになった体型とは裏腹に古来からの大和魂は脈々と宿っているのでしょうか?女子バレー監督のコメントに「一致団結して」という言葉がありました。もともと農耕民族である日本人にとっては生活の中で必要不可欠でしたが最近はスポーツ界のみの言葉となり寂しい思いがします。
この一致団結は企業も同じく凄く大切なキーワードです。スポーツでは目的は非常にわかりやすく「めざせ、世界一!」です。そして一致団結してあの神がかり的なプレーを生み出します。監督の手法も選手の潜在能力をいかに引き出すのかということに尽きるのでしょう。企業もこうありたいですね。明確な目標に向かって一丸となって進む。社長は社員のモチベーションをどう高めてやれるのかに尽きるのでしょう。
当社の社員も女性の方が根性座っているような気がしますね(笑)勿論良い意味ですよ。しかし残念なことに女性は長く勤めてはもらえないです。その理由の大半は幸せな結婚ですから嬉しいことなのですがね。(社内結婚も多いです)

さて、当社は3ヶ月に一度の目標設定を行い考課制度にも反映させています。つい先日の目標設定の面談の席で、女性社員の一人から「夢であった海外留学に行ってみたいので来春に退職させてほしい」という話が出ました。僕は「自分の夢を実現させることはすばらしいから応援するよ。でも会社のことを考えると君の抜けた穴は大きいから退職するまでに後継者を育てることを次の目標にしてくれるか」といいました。彼女は優秀ですからきっと前向きに目標を達成してくれるでしょう。このときの彼女の動機づけ(モチベーション)は「自分の夢を追うための退職、有終の美を飾るために」もいいのですが「今までは人を育てる経験は無かった。最後にこのチャンスを活かし自分のスキルアップのために取り組もう」とプラス思考で考えてくれたほうが素晴らしい結果がでるはずです。これをプラスのモチベーションと言います。マイナス思考でもモチベーションは上がりますが、プラス思考で自分を奮い立たせたほうがより成功するそうです。
しかしうちの女性軍はよく働くし、お客様に尽くす素晴らしいメンバー揃いですね。何処に出しても恥ずかしくありません。そんな彼女たちのやりがいを見つけるため僕は日々努力を続けるのです。