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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2014/2 オレンジ通信 第55号やっと公開

皆さん、お待たせしました。有田の方々にご協賛頂き、完全有田でのロケにて制作した映画「ねこにみかん」が上映されます。東京と大阪に先駆けて、和歌山で3月8日から上映です。場所はジストシネマ和歌山(ガーデンパーク和歌山)です。特別試写会は株式会社オオミヤさんの協力により、2月25日(火)の夜に主演の黒川芽以ちゃんを招いて行なわれます。気になる方はテレビ和歌山のCMからご応募ください。有田の応援団長である僕としては、出来ればお金を出して観て頂きたい気持ちですが(願)

そんなこともあり先日、関係者だけの試写会のため東京へ行って来ました。芽以ちゃん始め、隆大介さんや他のキャストさん方、戸田監督や映像監督やスタッフの方々で小さな試写会場はいっぱいになりました。久々に観ましたがカット割りなども変わっていて凄く良くなっています。
隆さんは「最近の自分の出ている作品の中でも一番良い」と言ってくれました。最近の邦画は路線が変わりつつあって、アイドルを起用しファンを劇場に呼ぶことで収益性を上げることしか考えていないらしいです。そんな中にあって今回の作品は、映画らしくメッセージ性も高い作品に仕上がっているとのことです。隆さんのマネージャーさんは「永遠の0より断然いい!」と言っていました。本当にそうなら嬉しい限りなのですがねぇ~。地元から少しでも多くの方々に映画館に足を運んで頂き、話題性を作って頂きたく皆様にお願いいたしますm(__)m
内容はというと、結婚と、いびつな家族のかたちを題材にしています。「家族」「血縁」「人の絆」というようなことを新ためて感じてもらえる作品です。
一方で当社の仕事、葬儀にも正にこのキーワードを感じる部分が多分にあります。葬儀は、親族(血族)が香典というかたちで援助し、故人の生きた証として地域に感謝の気持ちを込めて行なわれていたのです。しかし、最近は家族葬で香典辞退、親族にすら香典をもらわずに葬儀を行なうことも多いです。年忌法要の人数も激減しています。これはやもすれば血族や地域という概念を失わせてしまうものではないかと懸念しています。ですからぜひこの映画を観ていただきたいです。僕はこの映画で、血の繋がっていない家族の絆を感じ、一方で血の繋がりとはそれ以上でなくてはならない大切さを感じることが出来ました。皆さんはどう感じるでしょうか?

地元の皆さんが話題にしてくれ、居酒屋で談議が交わせるほどになれば嬉しいですがねぇ~。