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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2014/12 オレンジ通信 第66号苦手意識

一気に寒さが増してきました。皆さん風邪など引いてませんでしょうか?僕は出張続きで風邪をこじらせています。そんな体調の中で、年に2回の社員の個人面談が行われ、ティッシュ片手に1日10名程と1時間ずつの面談をしていました。人の脳みその集中力は、朝起きてから、よくもって14時間程だそうです。僕の場合は10時間がマックスみたいで、それ以上は集中力が散漫になってしまい、考えてもいい答えは出てこないです。それを越えてから面談だった社員さん、「ゴメンなさい」って感じです。

さて、本日は僕が所属している有田ロータリークラブの青少年育成に関わる事業が箕島中学校で行われました。ロータリーに関する詳しい説明は長くなりますので書きませんね。今日は留学生10数名を招いて、中学1年生を対象に外国人との交流を深める事業でした。留学生はアメリカや中国、台湾、韓国、モンゴルと幅広い国から日本に勉強に来ている学生さんです。やはり共通語は英語ということで、英語でのコミュニケーションを図り、そのあとは日本語で、母国との文化の違いや日本で驚いたことなどを5~7名くらいのグループに分かれディスカッションしていました。最近の中学校の教育も変わってきているのか、僕たちが学生の時代とはずいぶん違い、英語を話すという行為に順応しているのではないかと感じました。

僕は学生時代、英語苦手意識もなく20代には海外に行っても英語で話そうと努力したり、コミュニケーションも取れたものです。しかし、最近はめっきり英語苦手意識が強く頭を洗脳しているようです。ここ数年は海外に行っても、友人には理解できていることが自分には出来ていないということが続き、「自分は英語が出来ない」という意識が先に立ってしまったのだと思います。そうなると今度は理解する行動さえも行わなくなってしまいます。これは歳のせいでしょうか・・・もっと自分の脳みそを柔軟にしないと!

何事もそうですが、苦手と意識した時から好きになることはなくなります。意識を変えれば道は開けることが多いのに残念です。「自信」というものと似たところもあるのかもしれませんね。

うちの次女がこの夏、海外に2週間ほどホームステイする機会がありましたが、向こうの同世代の友人と、今もメールの交換をしています。以前は娘も英語に苦手意識が多少ありましたが、今では全く無くなりました。きっかけって大事ですね。今日の中学生たちも、今回のふれ合いにより英語や外国人に対しての意識を変える機会となってくれたら凄いことでしょうね。
と感じつつも、今日も僕は英語を喋ろうとはしませんでした。反省です(> <;)