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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2018/6 オレンジ通信 第108号公共イメージ

実は私は日本大学のOBです。卒業後34年が経ちますが、今回の事件はあらためて自分の大学を考える機会となりました。マンモス校で学部のひとつひとつが大学のような規模でしたので当時から大学全体を考えたりしたことがありませんでした。マンモス校であるがこそ、卒業後のネットワークは大きく広がっていたことは事実ですが、私自身その恩恵を受けたことはありませんでした。しかし、ブランドイメージというものが与える影響の大きさを痛感させられた出来事だと思います。
団体スポーツをされた経験のない方には、今回の事件に驚かれたことと思います。私もバスケットボールを経験していますので、少なからずラフプレーに関してのイメージはつきます。しかし、今回の事件に関しては全く理解できないです。超有名校同士の対戦、メディアも多数入っている中であんなことが起こるとは!何か裏の意図があったの?例えばずーっと国会で問題になっている忖度問題を世間からの気をそらすための別事件づくりとか。そんなことまで考えてしまうほど不思議な事件です。
ラフプレーの境はどこにあるのでしょうか?ルールギリギリの間で起こるプレーの中で故意に行ったように見せずに相手にダメージを与えること、これが絶対条件です。こんなことを考えるより自分たちのレベルを上げた方が早いのは勿論ですが、技術的にも行くところまで行った社会人やプロの間では、このようなことまで考えなければなりません。これも技術と言っていいのかもしれませんね。学生には絶対にお勧めできませんが、アメフトにおいての日本の頂点の学校ですので上記のようなルール内での行いはあって当然だとあくまでも個人的な見解でお話ししています。
さて、今回のことで公共イメージの落ちる速さって怖いなーと思いました。苦労して歴史を重ねて来ても、あの経営陣の姿を目の当たりにすることで、全体のイメージが急落してしまいました。学生さんがほんまに気の毒です。特に私は自分の出身校ですから残念でなりません。今後、どのようにしてイメージを回復するのか、見守っていきたいと思います。
ところで、日本大学の4回生の就職活動をされている学生様方、世間の目が厳しいのでは?もし、そんな思いをされているのでしたら当社に来てみませんか?当社は日大生大歓迎で優遇しますよ。今期オレンジライフは10年目を迎え、和歌山一楽しい会社を目指していますので是非お越しください。