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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2022/7 オレンジ通信 第157号リハビリ奮闘記

5月4日の入院から早2ヶ月以上が経過しました。1ヶ月後の退院から自宅療養を続け、ようやく松葉杖も取れて少しずつ歩けるようになり、社会復帰も間近です。事故直後は「こりゃもう歩けるかな?」と思いましたが、事故から10日後の手術の際には「先生、またバスケットができる様にお願いします」とつぶやく有り様で、人間の欲深さを感じます。いやいや僕だけですかね?笑 その甲斐あって手術は完璧で、靭帯も3ヶ所縫い直して頂き、現在のように歩けるようになりました。普通なら手術大成功!というところですが、欲深い私はとにかく日々スポーツ復帰を目指しているところです。
大学病院では、ある程度の目処が経てば別の病院を紹介してくれ、そこに転院となります。現在は息子やバスケ関係でお世話になっている岸和田のスポーツ系クリニックでリハビリに励んでいます。足首の関節が外れて皮膚の外に骨が出て、足の甲がぶら下がっている状況でしたので、綺麗に直して頂いても、足裏や指はしびれた状態で、別の足を取り付けてくれたイメージで、なかなか馴染んでくれないんですよね。特に足首の関節が硬くて前後左右に曲がりにくく、歩くのがやっとの状態で、走ったりジャンプしたりは難しいのかな~。リハビリとは本当に地道な作業ですね。少し良くなったと思ったらまた悪くなる。その繰り返しで少しずつ改善していくものだと思います。
脳梗塞で半身に麻痺が残ってしまった方が自身のFacebookで色々と取り組んでいるのを観ていました。めげずに前を向いて自分で工夫する彼の頑張りにいつも感心していました。ホンマ、人生と同じで諦めたらそこで終わりだと思います。私も彼のように希望を持って臨みたいと思います。
今回の事故で当初は、神様が自分の生き方を変えろと言っているのか?と思いましたが、今は、おっちょこちょいを治すことは勿論ですが、出来るだけ元に戻すことができることを証明していくことが、周囲の皆さんに対するご迷惑のお詫びだと考え、諦めずに取り組んでいきたいと考えます。
実際、怪我した時はこれを機にリタイア人生に入ろうかと思いました。ひと昔前であれば定年の年齢ですが、今は人生100年時代です。まだまだ会社でも引退はさせてくれそうにありませんね(笑