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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2022/11 オレンジ通信 第161号

2035年にガソリン車の販売を終了するというニュースが流れています。地球環境に燃料車の存在がどのくらい関わるのか?そこばかり取り上げますが、もっと大事なこともあるかなーと思っています。最近はお葬式にお参りに来る車を見ていてもハイブリットや電気自動車の割合がすごく多くなったと実感できますが、高速を走っていてもトラックの占める割合が大きく、このトラックたちの脱ガソリン化が出来るのか?流通の方法自体が根本的に変わるのか?その辺がキーポイントになるのではないかと個人的には思っています。また、都会に行くと車が無くても公共交通網も張り巡らされているし、カーシェアリング等の普及により、わざわざ車を持たずとも全く問題ないし、若者たちの車離れもわかります。
でも私のようなスーパーカー世代は車好きなんですよね〜 思い起こせば私の車歴はちょっと変わっています。スポーツカーではなく、ワーゲンゴルフから始まり、あとは4輪駆動のジープやSUVでした。特にイギリスのランドローバー社が大好きで、廃車同然のボロボロの車をなおしながら乗ったり、おなじ車を3台乗り換えたりと、かなりフェチな事をやっていました。年齢的にも落ち着いた高級車が会社の代表には似つかわしいのでしょうが、私の場合はおそらく死ぬまでジープです笑
しかし、最近の車の性能は非常に良くなりました。電子的な機能も多く、そんなの使う?と思うような機能が満載です。私のような年寄りは無駄な機能は要らないけれどデザイン的に面白い昔の車の方が楽しかった。最近の車ってなんかどれも同じに見えます。そして今、世界情勢によって車の生産が追いついていないようです。人気車種だと注文して2年待ちとかも当たり前で中古車市場もかなりの高騰です。
そんなわけで今や車は財テクのツールとなりました。買って乗らずに置いておけば値段が上がる車も多く、ほとんど骨董品の壺と同じ状態ですね笑。ただし場所を取るので、大きな屋根付き駐車場がなければ、保管はかなり面倒だと思います。皆さんが何気なく乗っているガソリン車がもしかしたら大金に化けるかもしれないですね〜
実は私も壺(古い車)を所有しています。大した値打ちはありませんが、デザインが好きで車庫で眺めながらニタニタしてたりして笑 妻には場所を取るので怒られっぱなしなんですが息子の代まで残してやりたいと思います。その頃にはガソリンが無くなって本当の壺になっているかもしれませんが・・・