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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2023/2 オレンジ通信 第164号お雛さん

まもなく桃の節句を迎えようとしていますね。実感がなかったのですが、妻に「お雛さんを早く用意しないとあかんのちゃうの!」と言われて「あ!!そうやわ」と気づく始末です。初孫(女子)ができたら嫁の実家の両親が用意するものだと認識していましたが、完全に忘れていました。先日、旅行で行った温泉宿にたくさんの雛人形が飾られていました。戦前のものや作家さんのものなど同じ雛人形でもテイストが違い、色々あるな〜と実感。今までなら素通りしていましたが、興味を持つとこうも違うのかと自分に驚きました。そんな旅行から帰ってくると、妻がカタログを広げて「こんなのが良いらしいよ」と言い出しました。どうやら娘と百貨店で下見してきたらしいのです。小さな御代理様とお雛様だけの対のものです。ネットでカタログの作家さんを検索してみました。そうしてネットサーフィンしながら色々と見てみると、ある京都の会社が「zoomで商品を説明させていただきます」とあったので、連絡して早速問い合わせると、すぐにオンラインで繋がって、お雛様の大きさや着物の種類や顔の種類など説明してくれてオーダーできることがわかりました。そこまで説明されるとそこのショップで購入する意思が固まりました(わかりやすい性格)そして、最後に、「良くわかりました。お店に伺います」と言うことになったわけです笑。
ということで、本日、妻と娘(孫も)を連れて京都の嵐山の近くまでドライブです。せっかく行くならと嵐山で湯豆腐を頂き(孫も初豆腐に挑戦)目的の人形店に〜着いたところは住宅街の民家です。玄関横にはわんちゃん笑。一応看板は掛かっていましたが「ネットショップにやられた!」と一瞬思いました。しかし、お家(お店)の2階の1室に通して頂き、色々見せて頂きました。書籍なども沢山あり、平安時代の着物の作り方などを学んでいるような職人気質の店主。あらかじめオンラインで選んであった候補の中で最終チョイスして着物を選びました。次に大きさも選び、お顔も数種類の中で選んで、後ろの屏風も選んで、台座やぼんぼりも全て選べてオリジナリティ最高です。娘たちはアパート暮らしですので、大きなものは置けません。小ぶりでも良質で、いずれ家を持ち、孫が嫁いでからも季節と共に飾れるものになると思います。
今回の私の買い物はネットで探して、オンラインで説明を受けて、最後は作り手のこだわりを感じ、購入に至りました。そう考えると当社の力を入れている仏壇と重なる思いがしました。当社の仏壇も最近は大きなものではなく、小ぶりでも良質な職人のこだわりが見える大切なものを入れておく箱でなければならないと考えています。なんか孫のお雛さんで商売の本質と販売方法を学んだ気がしました。
華波(はな)ちゃん、ありがとう♡