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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2023/4 オレンジ通信 第166号お花見

皆さん今年のお花見は出来ましたか?ちょうど3月初旬から中旬にかけて息子の高校から大学への引っ越しで、滋賀県と神奈川県を行ったり来たりしていましたので、関西から関東にかけての桜の開花を敏感に感じることが出来ました。滋賀県の桜は3月初旬から咲いていましたし、神奈川や東京の桜も3月10日ごろに満開の折、雨が続き、散り始めていた記憶が残っています。なぜか?家の前の桜はというと3月中頃から咲き始め4月10日ごろまで長く咲いていました。皆さんの常識の中の桜は入学式のものでしたが、今年は関東では卒業式がメインだったかもです。私の趣味の雪山も1か月近く早く終わりましたので、桜が早く咲いたのも納得です。和歌山の桜は咲きはじめに寒気が入ってちょうど通年の季節感で変化が少なかったのかもしれないですね〜
というわけで、東京で雨に打たれる桜を見ている頃(3月半ば)には、今年は花見どころではないかな?と思っていましたが、結局、家の前の桜は良い時期に咲きました。そんな思いから「これは今日しかチャンスがない!」と思い切り、友人達に「今日夜ひま?」と声をかけて急遽お花見を行いました。僕の場合は急遽のBBQお花見会でした。友人3人と義息子と5人でワイン会を兼ねて笑。炭を起こすまでもなくガスBBQコンロでお肉を焼きながらの夜桜です。家庭にキャンプ道具があるので、とても簡単に用意ができます。お花見には日本料理とお酒が合うのでしょうが、このお花見もまぁまぁ面白かったです。お花見の方法もバラバラで、街ではコンビニでお酒とつまみを買って、さっと行うのが主流なのかもしれません。そう考えるとやはり車社会の田舎では自然は多い割に重い腰をあげないと実行しにくいですよね。
考えてみれば、お花見の形態も様変わりしたと思います。少し前までは当社も会社のお花見会をやっていました。それも最近は出る幕がない感じです。お花見というツールによる社内の親睦会も望まれない時代なのでしょうね。現在の若者のお酒に対する考えも変わっているのだと思いますし、不必要な福利厚生はやる意味をなさないのかもしれないです。昔人間には寂しい思いがしますが、コロナのせいにするのではなく、時代の流れも受け入れながら、新たな社員に望まれる会社の親睦の形についても考える必要があるのだと思います。「この仲間とならば、こんなお花見を楽しみたい!」を社内から、皆で創っていけるオレンジライフでありたいと思います。