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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2023/5 オレンジ通信 第167号1周年

昨年の5月4日に大怪我をしてからちょうど一年、この一年は変な言い方ですが、自分と向き合う良い機会でした。事故直後はもう歩くのが厳しいかなと思ったほどでしたが、先日も立山でスノーボードを楽しむことが出来ました。本当にありがたいことです。不幸中の幸いで、良い先生達に恵まれ、おかげさまでこれからのライフスタイルも大きく変わらず楽しめそうです。自分の役割などを再確認し老いていく中で自分にできることが見出せた気がしています。友人たちには怪我1周年記念のBBQを約束されていますので、お肉の買い出しに行かなければならないです笑
さて、昨年その怪我の前日に行った、日高川町のみやまの里の藤棚を思い出して、今日も行ってきました。昨年行った時は少し遅く、大雨の直後ということもあり、ほぼ藤の花がありませんでした。今年はリベンジで「満開の藤を観るぞ!」と意気込んで、妻と二人で出かけようとしていたら、娘も孫を連れて行きたいということで、4人で出かけることになりました。情報では満開とのことでした。駐車場に着いたところで、係の人に「咲いていますか?」と尋ねると「今日は見頃ですね!」ということで、おおー!!とチケットを買って「いざ登るぞ!」と孫を抱っこ紐で胸に荷なって、息混んで出発(結構登りがキツイ)。ところが藤の花が・・・意外に少ない〜 今年も外してしまいました。昨年は通りがかりに行ったので、終わりかけで花がないのは納得でしたが、今年は意気込んで行ったので、去年より咲いていたものの、残念さは大きかったのです。
人は期待値と経験値の差が大きいほど残念になったり、逆に良い方に転じると嬉しくなったりする訳です。これはビジネスでも同じで、あそこの仕事はきちんとしていると印象付けると、それ以上のきちんとを出していかなければお客様は喜んでくれないという訳です。ですので、人気が出れば出るほど、それ以上の努力を重ねていかなければお客様満足度は上がらないのです。
先日、フューネラル吉備で大掛かりな社葬を運営させていただきました。来賓の方々の顔ぶれ、多くの参列者、社員全員の緊張ぶり、通常の葬儀では経験できないお仕事をさせて頂きました。テントや音響設備は外部の仕事でしたが、祭壇の飾り付けや司会、運営スタッフは全て自社で対応しました。10年前では考えられないほど企画力も上がったと思います。さて、それは私が思うことで、ご用命いただいた会社様や、お越しいただいた参列者様方には、どの様な印象だったのでしょうか?皆様の期待に添えていたのか?それ以上の経験価値を見出せて頂けたのなら、本当の意味での成長なのでしょうが・・・怪我も落ち着き、さらなる努力を積み重ねて行ける様、バックアップを行いたいものです。