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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2023/6 オレンジ通信 第168号ライフバランス

ここ数年、自分の生活時間のルーティーンにいささか疑問を感じることが増えています。これは一度整理した方が良さそうだと考えました。仕事もバリバリやりながら趣味も楽しみ、家族との時間も上手に作り出す。そんなライフバランス(時間の使い方)が大切で、そこに幸せを感じるのだと豪語しつつ、それを実践していた時代がありました。それが自分のモットーだったはずなのに・・・
現在、仕事はというと意欲的に取り組むべき年齢でもなくなり(これが自分で決めているのがダメなのか)中堅社員を育てているとは言いながら大きな変革も出来ずにマンネリ化です。家族との時間は、長女は嫁ぎ、次女は東京のランドスケープの会社に就職、長男は東京の大学に進学して妻との2人暮らしです。趣味はというと相変わらず雪山へは行くものの、これといった他に興味を沸かせることもなくなりました。一体毎日何をしているのかというと、どうでもよい様な役回り(ご想像にお任せします)で、時間だけが取られていて、そんな役回りの人間も必要なのでしょうが、本当にやるべきことを整理しないといけない時期なのだと思っています。
6月から会社の年度が変わり、今期は大改革を行うと取り組んでいます。この文章を機会に、自分こそ改革しなければと、何かが降臨した気分です笑。まずは残された時間に何をすべきなのかということをもう一度整理すべきだと思いました。少し早い終活でしょうか笑めちゃくちゃベタな話ですが、妻には迷惑のかけっぱなしの四半世紀でした。仕事優先で家のことは放ったらかし、それでも子育ての間は家族旅行も少しは出来ましたが、妻と2人の時間は全く無かったのです。今は会社に行く時間は減ったのですが、時間があれば自宅でパソコン仕事で、隣にいる妻と話もせずにいる始末。多分、このままでは熟年離婚を言い渡されそう(笑なので、これからは妻との時間を最優先課題としたいと思います。
皆さんもライフワークバランスの比率を考えてはいかがでしょうか?私の場合、60歳を超えて、今後の理想は仕事25%妻との時間20%家族のフォロー20%趣味20%地域貢献15%(家族のフォローとは孫の守りとか、すぐ怪我する息子の看病とかです。地域貢献とはまちづくりを中心にまだ出来ることがあるのかと思っています。)これは、あくまで理想です。もちろん集中的にやる時は一つをやり続けることもあると思いますし、何ヶ月も妻と旅に出たりするのも夢ですね~経営者ということで、自分がやるべきことをやり遂げなければ幾つになってもホッコリ出来ないのは宿命です。しっかりと目標を決めて走り続けたいものです。