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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2023/10 オレンジ通信 第172号自然の神様

お祭りシーズンも終わりました。地元の神社の神輿も盛大で完全復活だった様です。当社と関連会社を合わせて6人ほど参加させて頂きましたが、やっぱり神輿は地元民が担ぐのが良いですね!数年前は担ぎ手が少なかったのですが、今年は親子で担いだ家族も数名いた様で人数も多くなり良かったです。私も来年は完全復活で是非参加し神様をお運びしたいと願っています。
さて、肌寒い秋めいた日々ですが、数年前よりも日差しのキツさを感じるほど温暖化を感じてしまうのは私だけでしょうか?先日、妻と信州小谷村の山小屋に行ってきました。玄関から眺める青々とした草原のスキー場の向こうに雪帽子をかぶった北アルプスの山々がありました。今年は降り始めが早かったのですが、日差しがきつくてだいぶ溶けた様です。それでも山々にかかる雪景色は素晴らしく、温暖化とは裏腹にシーズンへの期待が高まりました。
今回は妻と2人で、栂池高原の植物園へ3時間ほどハイキングしました。シーズン中にバックカントリーで登る山々は、紅葉で赤く染まっていました。眺めていると先シーズンの思い出が蘇りました。5月に骨折したにも関わらず12月にシーズンイン出来、なんとか事故後の自分の足に慣れ、以前の様には行かないものの大好きなスノーボードを続けられていること、また深雪の最高のコンディションにも出会えたこと、そしてそんな中で転倒し木に激突するも背負っていたザックの中のスコップに助けられ何事も無かったことなど、ハイキングで歩きながら色々考え、あらためて神様に感謝しました。
本当にこのエリアは僕の充電場所となっています。最近は孫も出来、人生のサイクルが変化しています。どちらかというとまだまだ仕事を頑張りたい気持ちはあるのですが、自分がやりたい仕事は社内の適任者に任せ伸ばしてやる方が良い。自分がやるより人材育成に徹し、自分に求められるものはやりたい仕事では無いが立場上するしか無い。新しい事業にも取り組まなければならないが、簡単なことではない。時代の流れや熱量不足など仕事に関することや、介護や子ども達の心配事など、地元にいると常に頭の中がゴチャゴチャ状態で不安満載なのです。
ここにくると物質的欲望や時間の流れから解放され、本当にリラックスできます。自分は1人の人間で、大して出来ることも無いし、身の丈にあった自分で良いのだと自然の中の神々が教えてくれている様な気がします。来年、神輿が担げる様、まずは日々のプチ健康対策からです。僕の場合は年齢に合った飲酒量ですね~笑