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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2024/4 オレンジ通信 第178号めったにない

帰ってきてから考えてみると純粋に妻と2人で旅行に出かけたのは子ども達が生まれてから初めてだったと思います。旅行目的で2人が動くのは27年ぶりで沖縄に行ってきました!今までなら自分で色々調べて工程を考えたりしましたが、娘夫婦や若手友人達があれやこれやと色んなお店を提案してくれ、おんぶに抱っこ状態で、今までとは違う世代交代を感じたりしながらの熟年夫婦旅でした。
那覇空港に着いてすぐネットで予約したレンタカー会社が韓国人向けの会社で日本人はあまり使わないらしく(そんなことは全く知らず予約)、空港に車を持ってきてくれて書類も全くなしで「はいどうぞ」って!えーこれでいいの?いい意味でのカルチャーショックから始まった旅行。2日目朝起きて海にでも行こうかとホテルのロビーに降りた瞬間に携帯電話のアラートが「ピンポンパポーン」! 「台湾で地震発生沖縄の方はすぐに避難してください!津波到着時間まで1時間です」えー!!!どうしよう? ホテルで待機していれば問題は無さそうでしたが、やはりこれも歳のせいか?東日本の映像が頭をよぎり「そんなこと言ってもでかい津波が来たらやばい」と考え、妻と高台まで避難を決めました。車で高台の方を目出すと地元の車が同じ方向に上がっていくのが見えたのでその方向に走らせていくと避難場所の様な地帯に人が集まっていました。僕たちは比較的早い避難だったので車を停めることが出来ましたが、直後に大渋滞が起こってきました。地元の方達が誘導しながら車を逃す様を見て、想定しておく大切さを感じました。それから2時間ほど全く変化のない海を眺めることになりました。途中、「これ和歌山に帰れないかも・・・」色んな思いが浮かびましたが結果的に全く何事もなく貴重な体験が出来ました苦笑。おかげで申し込んでいた海での体験ツアーは中止となり、その日はマッタリと過ごすことに。それでもツアー会社に頼み込んで翌日に変更してもらい3日目は1日中海で遊ぶことが出来ました。サップ体験中にアブに足を噛まれ血だらけになりましたが、これなら夫婦で出来る趣味になりそうで新たな楽しみの発見でした。今も足が痒いですが笑。最後の1日は嵐の様な雨でゆっくりと空港に向かうことになり、那覇のデープなエリアへ。せんべろエリアで酔っ払いのおっさん達を見てビビっている妻が印象的で、やっぱり行く場所は選ぶべきだと反省も笑。無事に予定通り帰還です。
帰って会社に行くと副社長から「奥様と2人で滅多にないことするから地震起こった」と言われる始末。これからは災害予防に適度に夫婦旅行に出かけます笑。