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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2024/7 オレンジ通信 第181号刺激が欲しい

久々に業界の会合に泊まりで出張する機会がありました。ここ数年は同業者の寄り合いもマンネリ化していて、あまり興味が無かったのですが、行かないと気づかないうちに業界のトレンドから疎くなっている事に気付かされます。自分では分かっているつもりなのに〜 やはりトップな情報はリアルな人脈の中で、刺激を通じて自分の中に入ってくるのだと改めて感じるところがあります。考えてみれば、今まで私が商売をする上での原動力は「危機感」や「刺激」というフレーズが大きかったです。人は刺激を受けてこそやる気が出るのだと思います。やる気が出ても同業者の真似だけでは遅れをとってしまいます(もちろん遅れてもやった方が良いです)。異業種のすごいやり口や世の中の流れを観て自分の業種やエリアに落とし込める力も必要です。
もうひとつ感じるのはここ数年、業界団体に属さない異端児が増えている様な気がします(お葬式業界だけかな?) 先日も業界ではあまり知られていない千葉県の葬儀社の36歳の社長とお話しする機会があったのですが、彼のやり口に驚かされました。私が今やろうとしている事を3年前から取り組んで、既に完成形にされていたのです。話をしていても、誰の真似をするではなく、自分のやるべき事に自信を持って迅速に取り組む姿にパワーを感じました。彼らの発想が何処から湧き出てくるのか?凄いです! 最近思うのは、私くらいの年齢で経営を磨く必要がある場合は、若い経営者の発想と意見を素直に取り入れる事だと思います。
今回の福岡での会合での成果は?まぁまぁってとこでしょうか?ただ、皆さんのやる気が自分のやる気を奮い立たせたのは事実です。同席させた社員達は、懇親会や2次会で他社の社長さんや社員さん達とどんな話をして、どう思い、どう行動すべきかと考えたのか? 彼らに何らかの収穫があればと願います。
本当に何でもパソコンで調べたらある程度の情報は集まるし、生成Alの活用なんかも具体的になってきた時代に、次の一手をどう創るのか?悩ましすぎですが、並行して、これからの時代に柔軟に対応できる会社に組織変革する事も必要だと思います。
福岡出張で1番良かったのは地元の葬儀社さんお薦めの居酒屋で食べた焼き鳥や呼子のイカとゴマ鯖。福岡名物のスタンダードも名店で食べると又格別です笑。それから空き時間に行った森の中のカフェ。これは是非、有田でも作りたくなるくらい面白かった。
何や仕事で行って遊ぶことばっかりやんか(笑 遊び上手は仕事上手ですわ〜笑