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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2025/8 オレンジ通信 第194号楽も大切

長女が先月、2人目の出産をしました。
予定日を考慮して、早めに夫婦旅行に出ようと考えていた私たちでしたが、娘から「いつから旅行だっけ?」と尋ねられ、16日からと答えると「じゃ15日に産んじゃおうかな」と!何?今回は帝王切開にするの?実は初産の時、陣痛で苦しみ2日入院し、痛みと闘い心身ともにくたびれて、ようやく生まれた経験があったのでした。あれは流石に辛かっただろうから仕方ないかな?と一瞬思ったのです。
ところが「違うんよ!無痛分娩って楽らしいで~」と言うのです。そんな出産方法があるのも知らず「痛いから値打ちがあるのでは?」「大丈夫なの?」なんて言ってしまいました。

思えば若き頃、妻の出産は水中出産というやり方で、お風呂のようなプールの淵に私が座って妻を抱えて水の中で産むもので、出産の一部始終を私も体感しながら感動を覚えたものでした。時代とともに今どきの方法があるのだと気づき、若い夫婦に任せようと思いました。娘も人間らしさなど最後まで悩んでいましたが、初産のこともあり医師と相談し無痛分娩を選択しました。

日が近づき前日から入院しました。翌日は朝から陣痛促進剤の点滴を行い、「痛い~たまらん!」と昼前に連絡が入り、婿が病院に走りました。妻と「やっぱり痛いんやん」と話していましたが、婿が到着し麻酔を入れたら嘘のように痛みがなくなったようでした。「2時間くらいで生まれそうです」との連絡を聞き、ホンマに日程通りなのだと話しながら、今のうちに新生児用のゆりかごを組み立てようと自宅で妻と作業に没頭し、ふと携帯に目をやると「生まれたよ」とメッセージが!嘘みたいに早かった笑 後で聞くと脊髄ブロック(麻酔)をやってからめちゃくちゃ楽で、いきんだりはするのだけれど、変な力で締め付けたりしないので気がつけば生まれていた的な!おかげで赤ちゃんも楽に産まれる事が出来ました。その日の夜に病院に行くと、娘はもう歩いて出迎えてくれました。めちゃくちゃ楽そうで「これ最高」と思いました。

その話を京都の出入り業者さんにすると「そんなの当たり前ですよ」と都会との差を感じました。2024年の日本での無痛分娩の割合は13.8% だそうです。しかしアメリカでは7割、フランスで8割だそうです。娘に聞くと10万円ほど費用が別途かかるようです。出産は命懸けです。皆さんも色々なお考えがあると思います。

苦痛に耐えて生まれたいのち。医学の進歩で楽に生まれた命。いずれも尊いいのちを授かることに違いはありません。
これからも色々な選択肢が生まれるでしょう。生まれて来てくれることに感謝し、私たちは大人(老爺)の責任として、安心して子育ての出来る地域になるよう非力ではありますが勤めて参りたいと思います。
孫が元気で楽しく暮らせる有田でありますように!